【2026年版】関西最難関中学の入試日程一覧|灘・東大寺・西大和・洛南の併願は可能?

関西の最難関中学を目指すご家庭にとって、偏差値や進学実績と同じくらい大切なのが入試日程の組み方です。

特に、灘中学校・東大寺学園中学校・西大和学園中学校・洛南高等学校附属中学校は、比較対象として名前が挙がりやすい一方で、日程が重なる学校もあるため、すべてを自由に併願できるわけではありません。

また、西大和学園は受験機会が複数あるため、「灘と両方受けられるのか」「学校会場以外なら誰でも出願できるのか」といった点で迷いやすい学校でもあります。
そこでこの記事では、2026年度の公式情報をもとに、関西最難関4校の入試日程を整理したうえで、どの併願が可能なのか、どこに注意が必要なのかをわかりやすくまとめます。 

2026年度 関西最難関中学の入試日程一覧

まずは、4校の主な試験日を一覧で確認しておきます。

学校名主な試験日補足
灘中学校2026年1月17日(土)・18日(日)2日間入試
西大和学園中学校2026年1月18日(日)学校会場での一般入試
東大寺学園中学校2026年1月19日(月)4教科・3教科選択
洛南高等学校附属中学校2026年1月19日(月)3教科型・4教科型、専願・併願あり

この表を見ると、2026年度の大きなポイントは次の2つです。

  • 灘の2日目と西大和学園の学校会場での一般入試が重なる
  • 東大寺学園と洛南が同じ1月19日に実施される

つまり、学校名だけを見るとすべて比較したくなりますが、実際には日程上どうしても両立しない組み合わせがあります。まずはこの前提を押さえておくことが、受験戦略を考える第一歩になります。 

まずは結論|2026年度の併願可否

最初に結論を整理すると、関西在住の受験生が意識しやすい学校会場での一般入試ベースでは、併願の可否は次のように考えられます。

  • 灘 × 東大寺学園:⭕️
  • 灘 × 洛南:⭕️
  • 東大寺学園 × 洛南:❌
  • 灘 × 西大和学園(学校会場での一般入試):❌
  • 西大和学園 × 東大寺学園:⭕️
  • 西大和学園 × 洛南:⭕️

ここで重要なのは、「学校としては比較されやすい」ことと、「実際に同じ年に両方受けられる」ことは別だという点です。

たとえば、東大寺学園と洛南はどちらも最難関校として並べて語られることが多いですが、2026年度は同日実施のため、本試験同士では両方受けられません。
また、灘と西大和学園も両方とも有力候補になりやすい組み合わせですが、関西在住受験生が基本にする西大和の学校会場での一般入試は1月18日で、灘2日目と重なります。 

灘中学校の日程と併願の考え方

灘中学校の2026年度入試は、1月17日(土)・18日(日)の2日間です。
1日目に国語・理科・算数、2日目に算数・国語が実施される形式で、関西最難関校の中でも独特のスケジュールになっています。合格発表は1月20日午前10時30分頃です。 

灘を軸に考える場合、日程面で組み合わせやすいのは次の2校です。

  • 東大寺学園
  • 洛南

どちらも1月19日実施なので、灘受験後にそのまま翌日の試験へ進むことができます。
一方で、西大和学園の学校会場での一般入試は1月18日なので、灘の2日目と同時に受けることはできません。

そのため、灘を第一志望にする家庭では、受験計画としては次のような形が考えやすくなります。

  • 灘 → 東大寺学園
  • 灘 → 洛南

この流れはシンプルでわかりやすく、関西最難関校の中でも比較的組みやすいパターンといえます。 

灘中学について詳しくはこちら→【2026年最新】灘中学校の偏差値は?東大合格者数・進学実績・入試難易度を徹底解説|西大和・東大寺と比較

東大寺学園中学校の日程と併願の考え方

東大寺学園中学校の2026年度入試は、**1月19日(月)**です。
募集要項では4教科または3教科の選択制となっており、受験者心得では試験場や高の原駅からの無料直通バスについても案内されています。 

東大寺学園を中心に考える場合、日程面で比較的組み合わせやすいのは次のパターンです。

  • 灘 → 東大寺学園
  • 西大和学園 → 東大寺学園

特に灘との組み合わせは自然で、最難関男子校ルートとして考える家庭も多いでしょう。

ただし、東大寺学園には明確な注意点があります。
それは、洛南と同日であることです。

比較検討の段階では東大寺と洛南を並べて考える家庭が多いものの、実際の出願では最後にどちらかを選ぶ必要があります。
そのため、東大寺学園を有力候補にするなら、早めに次のような点を整理しておくのがおすすめです。

  • 男子校が合いそうか
  • 自由な校風を重視するか
  • 共学も選択肢に入れたいか
  • 通学面で無理がないか

日程だけでなく、こうした相性面まで含めて考えておくと、最終判断がしやすくなります。 

東大寺学園中学について詳しくはこちら→【2026年最新】東大寺学園中学校の偏差値・進学実績・校風を徹底解説|灘・西大和と比較

洛南高等学校附属中学校の日程と併願の考え方

洛南高等学校附属中学校の2026年度入試は、**1月19日(月)**です。
募集要項では、3教科型・4教科型の区分に加えて、専願・併願の区分があることが明記されています。合格発表は1月21日15時30分のWeb発表です。 

洛南を候補に入れる場合、日程面では次の組み合わせが考えやすくなります。

  • 灘 → 洛南
  • 西大和学園 → 洛南

一方で、東大寺学園とは同日実施なので、東大寺と洛南を同年度に本試験で両方受けることはできません。

洛南は、関西最難関校の中では次のような点で比較されやすい学校です。

  • 共学であること
  • 専願・併願の区分があること
  • 3教科型・4教科型を選べること
  • 京都方面からの通学を考えやすいこと

そのため、洛南を選ぶかどうかは、単なる偏差値比較だけではなく、

  • 共学を重視するか
  • 専願を視野に入れるか
  • 男子校中心で考えるか
  • 通学のしやすさを優先するか

といった視点も含めて考えるのが大切です。 

洛南高校について詳しくはこちら→【2026年版】洛南高校の特徴・コース・進学実績を徹底解説|空パラダイムと海パラダイムの違いは?

西大和学園中学校の日程と考え方

西大和学園は、4校の中でも特に受験機会が多く、制度が少し複雑に見えやすい学校です。
そのため、この記事ではまず、保護者に伝わりやすい言い方として**「学校会場での一般入試」**という表現を使います。

2026年度の西大和学園の学校会場での一般入試は、**1月18日(日)**です。
この日程だけを見ると、灘2日目と重なるため、灘との併願は難しいという整理になります。 

ここで誤解しやすいのが、「西大和は地方会場もあるから、灘と両方受けられるのではないか」という点です。

たしかに、西大和学園には地方会場で実施する入試があり、公式要項では次の会場が案内されています。

  • 札幌
  • 東京
  • 東海
  • 岡山
  • 広島
  • 高松
  • 福岡
  • 沖縄

また、試験日は会場によって異なり、1月6日、1月8日、1月11日、1月14日などが設定されています。日程だけを見れば、灘や東大寺、洛南との重なりを避けやすいように見えます。 

しかし、ここで必ず確認したいのが出願資格です。
西大和学園の地方会場入試は、公式要項で奈良県・大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県・滋賀県に住所を有しない者に限るとされています。

つまり、関西2府4県に住む受験生は、原則としてこれらの地方会場入試を使えません。
この点は非常に重要で、「学校会場以外なら誰でも受けられる」という理解は誤りです。 

さらに、西大和学園には21世紀型特色入試(専願)もあります。
こちらは1月17日に王寺町やわらぎ会館で実施され、合格した場合は入学を確約する方式です。通常の一般入試とは性格が異なるため、単純に「もう1回受けられるチャンス」と考えるより、西大和をかなり強く志望する家庭向けの制度として見た方がわかりやすいでしょう。 

西大和学園中学について詳しくはこちら→【2026年最新】西大和学園中学校の偏差値・進学実績・東大合格者数を徹底解説|東大寺・灘と比較

具体的に考えやすい併願パターン

ここまでの日程を踏まえると、関西在住受験生にとって考えやすい組み合わせは次の通りです。

併願しやすいパターン

  • 灘 → 東大寺学園
  • 灘 → 洛南
  • 西大和学園(学校会場)→ 東大寺学園
  • 西大和学園(学校会場)→ 洛南

併願しにくいパターン

  • 東大寺学園 ↔ 洛南
  • 灘 ↔ 西大和学園(学校会場での一般入試)

この整理を見ると、2026年度は特に次の2点が受験戦略の分かれ目になります。

  • 東大寺と洛南のどちらを優先するか
  • 灘を受けるか、西大和学園の学校会場入試を重視するか

学校ごとの人気やイメージだけで決めるのではなく、まずはこうした日程面の制約を先に理解しておくことで、無理のない受験計画を立てやすくなります。 

併願パターンについてのまとめ→【2026年版】関西最難関中学の併願パターン完全解説|灘・東大寺・西大和の受験戦略と成功例

志望校選びで日程以外に見ておきたいポイント

入試日程はとても大切ですが、学校選びは日程だけで決まるものではありません。
同じ関西最難関校でも、学校生活の雰囲気や重視する価値観には違いがあります。

比較するときに整理しておきたいポイントは、たとえば次の通りです。

  • 男子校か共学校か
  • 校風が合いそうか
  • 通学しやすいか
  • 専願・併願の考え方が家庭方針に合うか
  • 入学後の6年間を前向きに過ごせそうか

最難関校を検討していると、どうしても「どこまで受けられるか」に意識が向きがちです。
ただ、実際には受けられる学校の中から、どこが本当に合っているかを見極めることがとても重要です。

特に、東大寺と洛南のように日程上両方を残せない組み合わせでは、偏差値や実績だけでなく、

  • お子さんの性格
  • 学校の雰囲気
  • 男女別学か共学か
  • 毎日の通学負担

まで含めて考えておくと、後悔しにくい学校選びにつながります。 

まとめ

2026年度の関西最難関中学の入試日程は、受験校の組み方に大きく影響します。
主なポイントを最後に整理すると、次の通りです。

  • 灘は1月17日・18日の2日間入試
  • 西大和学園の学校会場での一般入試は1月18日
  • 東大寺学園と洛南は1月19日で同日
  • 灘と東大寺学園は併願可能
  • 灘と洛南は併願可能
  • 東大寺学園と洛南は併願不可
  • 灘と西大和学園の学校会場入試は重なる
  • 西大和学園の地方会場入試は、関西2府4県以外の居住者向け
  • 西大和には21世紀型特色入試(専願)もある

特に西大和学園については、受験機会が多いぶん、制度を正確に理解しておくことが重要です。
「地方会場があるから自由に組み合わせられる」と考えるのではなく、誰がどの方式を使えるのかまで確認したうえで受験計画を立てることが大切です。

最終的には、各校の最新の募集要項や公式サイトを必ず確認しながら、日程と校風の両面から納得できる志望校選びにつなげていくのがおすすめです。 


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西大和・洛南・東大寺の比較を1枚で整理した資料はこちら

校風・進学実績・向いている家庭像・併願の考え方を、 保護者目線で見返しやすくまとめています。

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ここまでご覧いただきありがとうございました。
本記事がお子様にとっての良き志望校選びの助けとなれば幸いです。

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